運勢の季節変化

人にはそれぞれ生まれ持った季節があります。

生まれ持った季節に対して、大運などにおいても季節の変化が起こります。

この変化が良い季節変化であれば運勢も良い方向に動きますがマイナスの季節であれば運勢は下降することになります。

 

例えば、日干が「丁」の方の月支が「午」であれば、季節は夏で、火にとっては心地いい季節です。

月令を得ており、日干も強い事になります。

 

悪いパターンでは、元命式で月令を得ていても、大運などの流れで季節が「冬」になり水が来ると、火が消えてしまう事にもなりかねません。

大病をしたり、財産を無くしたり、様々なネガティブな現象が起こります。

 

逆に、日干が「丁」で月支が「子」の身弱に方の大運に「巳」が来て夏になると、責任感や向上心が強くなり、運勢がポジティブに動いていきます。

 

 

 

 

※運勢の季節変化の影響を見る場合、日干と月支だけの関係だけでなく、命式全体の力量を正確に判断する必要があります。

 

身旺の方に、過剰に同じ季節が重なることも悪い影響を与えます。

日干が丙で月令を得ている方に、大運などで巳や午などが来ると、身旺が過剰になり運勢を壊してしまいますので、月令と同じ季節が来れば良いと言うわけでもありません。

 

また、季節変化によっておこる現象は、日干と地支、命式全体の力量によって様々です。