手相鑑定の基本「主要線」

手相鑑定をする上で基本になる主要線

 

①生命線

活力や体力など健康面等と合わせて、人生の転換時期を判断する線

②運命線

目標に対する心の強さ、運勢の強弱、人生の転換時期を判断する線

③知能線

性格や才能、発想力などを判断する線

④感情線

愛情や喜怒哀楽などの表現力などを判断する線


☆生命線

 

生命線は親指の付け根から広がる「金星丘」を囲むように伸びている線で、生命エネルギーの強さや行動力などを判断出来るとともに、開運時期や障害時期を判断する事ができます。

 

①金星丘全体を包み込むように伸びている

愛情や体力も充実している

 

②線が短い

気力が続かず、健康面にも不安がある。ただ、外側からその線をカバーしている線があれば、弱さなどは補完されます。

 

※生命線の判定には、「金星丘」の厚みも重要です。

適度な膨らみがある場合は健全ですが、膨らみが少ない場合は、スタミナも不足する傾向があるのと合わせて、情愛も強くありません。

生命線は、流年法により障害がある時期や開運する時期を予測できます。

また、生命線の長さは寿命を表しているわけではありません。

 

 

☆運命線

 

運勢の強さや自分の目標に対する思いが表れる線です。

将来の目標がしっかり決まっていないと、運命線が現れない場合もよくあります。

 

①手首からハッキリした線が伸びていれば、自分の目標に向かって努力している事の現れです。

 

②途中から伸びていれば、40歳以降に将来の目標ができ行動をおこすことになります。

 

※現在、運命線が出ていない方は、自分のやりたい事や将来を考え目標を見つける必要があります。

運命線も流年法を使える線で、登っている場所から開運時期を判断する事ができます。

 

 

☆知能線(頭脳線)

 

生命線は性格や発想力を判断する線です。

 

①手のひらの真ん中に伸びている

優しい方ですが、決断力に欠ける為チャンスを逃してしまう傾向があります。また、物事をネガティブに考える傾向がありストレスが溜まりやすくなります。

 

②月丘に達している

直感力やアイデアが豊富で、合わせて行動力もあります。また、スピリチュアルな感覚や芸術的な感覚も高い人です。

 

③月丘より上に伸びている

直感力は強い半面、行動力は普通で損得勘定もあるためドライな印象を周りに与える。

線が短くなると、現実的な考えが強くなり消極的な面があります。

 

※知能線の伸びている方向で、3つに分けて紹介しましたが、線の長さによりその意味を強めたり弱めたり変化します。知能線が方向には「月丘」があり、そこを避けているか?いないか?上にあるか?下にあるか?で判断が変化します。

 

☆感情線

 

喜怒哀楽や愛情の強さや細かさを判断する線

対人関係、恋愛のスタイル、なども表現しています。 

 

①人差し指と中指の間に伸びている

感情が豊かで、努力する強さもありリーダーシップもとれます。家庭も安定しています。

 

②直線的に伸びている

クールに周りからは見えますが、感情は豊かで自分が気に入った事には集中力を発揮できます。

 

※感情線は、線が短ければ感情表現が淡白で周りからはオトナシイとかクールに見られます。長く伸びていれば、感情表現が豊かで人げ味を感じられる人です。

また、伸びている場所が、木星丘や土星丘のどの辺りに伸びているかで、協調性や指導力なども判断できます。感情線が下向きになっていればネガティブな考えが強い傾向にあります。


手相を見る上で重要なポイント主要線ですが、一つの線を個別に判断するのではなく、総合的に判断することが重要です。

 

例えば、感情線は長く上向きに伸び感情豊を表していても、生命線が短かったり金星丘の盛り上がりが少なければ、愛情を表に出すことができないこともあります。

 

※生命線や運命線は「流年法」を参考に、開運時期や障害が起こる時期を予測してください。