季節と日干の関係

「甲」

秋月は冬を迎える季節ですから、生木(通根あり)死木に分けて判断する。

従殺格が成立しやすい季節。

※通根が無いと、三日坊主、精神的に弱い

「乙」

金に切られて枯れぬ様に、癸の助けがあり丙の陽光を受け、己で根を守ることが必要。

※明るく見える、頭だけで問題を解決しようとする

「丙」

暖かさが残っている季節、日干が健旺なら壬を用神とし光輝きを増す。

壬が旺水の時は、甲、戊を用い中和させる。

※通根が無くてもしっかりしている様に見える

「丁」

身弱になりやすい月、金が多く日干が弱る時には丁、甲を用いる。

水旺となる時には、甲、丙を用いて旺水をコントロールする。

※おっちょこちょい、しっかり者に見える

「戊」

金が命式中に集まって旺じる時は、丙丁を用いて金を制し日干を助ける事を第一にする。

※好き嫌いがある、プライドが高い、何が言いたいのか分からない

「己」

金が旺じる月ですから、丙を以て日干を生じ癸を以て潤す。

※ストレスをため込みやすい

「庚」

日干が旺じれば、丁と甲があって、金を鍛錬すれば大器になる。

水が旺じる時は、丁、甲と合わせて丙を用いる。

強旺格になりやすい月。

※身旺は、独りよがり

「辛」

壬を用神とし、甲を補佐用神とする。

旺水となる時は、戊丙を用いて制水する。

※プライドが高い、計画性が無い

「壬」

身弱になりにくい月。

水が旺じる時は、戊丙または甲丁を用いる。

土が旺じ日干が弱い時は、庚を用いる。

※目先がきく、相手を甘く見る

「癸」

金が旺じる時は、甲丁を用いて金を制す。

※明るい、頭を使って人を動かす