四柱推命の流年法

手相においては、生命線や運命線に出てくる開運線や障害線の位置で、いつ頃イベントが起こるのか?起こったのかを知ることが出来ますが、四柱推命においては六柱を使って推命することで、イベントの時間軸を見つけることが出来ます。

 

生年月日と生まれた時間の四柱に大運、年運を足した六柱の状態を見る事で、破財や離婚、開業、昇進、病気などが何時訪れるのかを正確に知ることが出来ます。

 


用神を一度決めてしまうと、一生変わらないと思われている方もおられると思いますが、用神は大運や年運を加味することによって変化することもあります。

 

言い換えると、重要な決断をする時や将来のトラブルを回避する対策をとるためにも六柱の影響を加味することが重要になります。

また、現在の月柱まで加味すると、七柱になります。

六柱における用神の変化

十干鑑法は、元命式からまず運勢の癖を見つけ出し、過剰や不足している部分を補足する用神を定めますが、運勢が流れていくと同時に、大運や年運の影響で運勢の季節変化が起こり、用神も変化していく事になります。

 

重要な決断をする場合や将来に起こるイベントなどを予測する場合には、六柱を加味し推命すると推命精度も高まることになります。

 

また、運勢の季節変には方合や三合など命式の力量を大きく変化させる法則も忘れてはいけません。

六柱の変化を正確分析することが出来ないと、少年期・中年期・晩年期などの大雑把な流年法になってしまいます。

 

※元命式から予測する用神は、「通変星の偏り」のページを参考にしてください。ただ、運勢の季節変化等は加味しておりませんので注意してください。