大運を求める②(例)

ここのポイント

生まれ持った五行と季節に対して、大運は運勢の季節変化を推命する要素です。

5~10年単位での運勢の流れや変化を見る指標で、スタートの起点は人それぞれ違います。

 

ココでは、例題を使って大運の求め方を紹介します。

 


安倍総理の命式をお借りして、大運の求め方ついて説明します。

総理の生年月日は、1954年9月21日 現在63歳 男性

 

✱1954年9月の節入り日は、8日で総理は男性で、「年柱の天干」が「陽干」ですから、大運の進み方は「順行」になります。

 順行ですから、次の節入りまでに日数を調べます。次の節入り日は10月9日で、9月21日から10月9日までの日数は18日です。

 

立運は、18÷3=6 6年立運です。

 

大運のスタートは、命式の月柱の癸酉です。

 

 

※語句の意味に関しては、「大運の求め方①」を確認ください。

総理の大運を推命する

ザックリ推命してみると、総理は「秋の金」で強い自己をお持ちで、50歳後半から同じ季節の中におられ良い流れの中におられます。

ただ、66歳から季節は同じ様に見えて自己が一層強くなるように変化して行きそうです。


小池都知事の生年月日は、1952年7月15日 女性

 

✱年柱の天干は、壬の陽干ですから大運は「逆行運」になります。

大運のスタートは、「丁未」

 

立運は、逆行運ですから1952年7月15日の直前の節入り日を見ると、7月7日で日数は、8日ですから、8÷3=2.7で小数点を四捨五入して3が立運になります。

都知事の大運を推命する

現在65歳で、73歳に向かう途中の大運あります。

四柱推命で「夏の水」。身弱ですが運勢上昇に必要な要素を40代からお持ちです。

54歳以降、運勢の季節変化があり、自分自身が特に強くなられているとともに、良い運勢の流れの中におられます。


このページのまとめ

大運は、運勢の季節変化を推命する要素です。

運勢の時間軸を推命する一番重要な要素になります。

 

また、起業などの時期の判断では、歳運なども参考に推命していきます。

☆自分の命式と大運を出してみてください。