前回の「流年法」の補足
鑑定をしていると、「ここに、障害線があるのですが運勢は悪くなるんですか?気になって...」と手相の本などを見られた方から質問されることがあります。
答えは、「生命線など主要な線で障害線や開運線が出ている位置を見ないと、今の運勢の状態は判断できません。」
手相に出て来る線は、過去から未来を表していますが、障害線や開運線が出ている場所が重要になります。
過去に、大きなダメージを受けていると、ハッキリ障害線も残っていますが、その障害線は過去のモノですから、現在の運勢を表しているのではありません。同様に開運線も同じことが言えます。
手相の中で時間軸を表す代表的な線は、前回紹介しました生命線・運命線・結婚線などです。
それ以外の右手の線は、現在を表しています。
例えば、財運線に障害線が刻まれてていれば、現在の財運は何かの妨害を受け下降していると判断できます。
例えば、太陽線に障害線が乗っていると、人間関係がうまく行っていなかったり、孤独な状態などを表しています。他にも向上線や反抗線、金星帯など現状の運勢を反映している線があります。
また、障害線や開運線以外にもホクロや十字紋、四角紋、鎖状線...etcなど運勢の吉凶を暗示する印があり、その印がある場所で、吉凶の判断は変化します。
次回は、障害線の位置による運勢の判断を紹介します。