私のサロンにお越しになる方の中に、自分は将来どうなっているのか?
今の仕事が合わないので、転職してみようと思っているが、どんな職種が向いているのか?などのご依頼があります。
そのような方に共通しているのが、自分自身の能力や夢、行動力や決断力がどの程度あるのかを見ておられないことです。
画像のだまし絵では、壺に見えたり人の顔に見えたりしますが、運勢を良い流れにされている方は、両方の視点を持っておられます。
自分自身が得意なこと、苦手なこと、興味を持っていること、やってみたいこと...を一度整理し、苦手な原因はどこのあるのか?なぜ得意なのかを理解されっており、自分の得意なところを活かした将来の目標を見ておられます。
自分の本質が作り出す環境
自分を消極的にしてしまう要因(将来がイメージ出来ない)
自分の将来をイメージできない要因は様々ですが、その方の本質が影響しているポイントを幾つか紹介します。
・何事も長続きしない方
心配性・結果をすぐに求める・プライドが高いなどの本質にお持ちの方は、その様な要素が成長すると、自分の将来に不安を感じたり現在の自分に不満をもってしまいます。
この点は、消極的な行動に繋がる事にもなります。
自分を心配性だな...と思っておられる方は、その影響でどの様なマイナスやプラスの面があるのかを考えてみる事をお勧めします。
四柱推命の陰陽五行を例にすると、身弱で日干が庚(金)の方でそれ以外の要素で火が多い場合、金が熱せられて個体から液体に変わる不安な状態になり、何事にも不安を感じネガティブな考えを持ってしまう事になります。
ネガティブな感情を作り出して原因が自分の本質にある事を理解していれば、心配の原因を消すためにはどうしたらいいのか?を考えることが出来ます。
・人間関係がうまくいかない方
自分の弱みを見せるのが苦手で強がってしまう・自分の考えを否定されていると感じてしまう・無理な頼みごとを受けてしまいストレスになる...など、人間関係が上手くいかない様々な要因があります。
弱味を見せるのが苦手の方は、プライドの高さが要因になっているのかもしれません。
無理な頼みを引き受けてストレスをため込んでしまうしまう方は、我慢強さや反対に最初は受け入れる事に安心感を感じているのが要因かもしれません。
弱味を見せるのが苦手で、強がることが多いと感じておられる方は、相手がほんとに自分の事を否定しているのか?じっくり聞いてみることです。
自分のためにアドバイスをしてくれいるのかもしれません。
四柱推命で、傷官をお持ちの方はこの現象が起こりやすい宿命をお持ちですから特に意識される必要があります。
無理な頼みごとを受け入れてしまうのは、自分も嬉しいと感じておられる方は、OKする前に出来る事なのか、出来ない事なのかを判断する意思を持つとその後に、ストレスを爆発させることも無くなります。
自分が我慢をすればいいと思っている方や無理な依頼を日干が乙や甲の方、土の方に起こりやすい現象です。
目線を少し先に向ける...目標に向かって
自分の将来は?今の仕事が合っているのか?など、将来について悩みをお持ちの方は、目の前の環境や行動が消極的になっていることから、少し目線が近すぎるのかもしれません。
目線が近くなると、半年や1年後の自分はイメージできても、5年後や10年後の自分はこうなりたい、こうなろうと言うイメージが無いため、将来に不安を感じることになります。
逆に考えて、5年後や10年後の自分を先に決めてしまわれてはいかがでしょうか?
例えば、5年後の自分は収入が今の5倍になっている、10年後の目標のためにこの資格を取るなど、目標に到着するための時間軸を大きく考えると、今何をすればいいのかが見えてきます。
また、自分の本質が、自分をネガティブな方向に向かわせているのであれば、その要素を無くし動きやすい状態を作るようにしてください。
まずは、そこから...