結婚や相性、仕事、健康などの運勢の癖を見つけるには、その人の用神や目的に合わせて関連した星の状態を把握し、大運や年運などの影響も加味し推命します。
☆元命式からその人の本質や運勢のバイオリズムの流れを知ることはできますが、イベントが訪れる時期を正確に知るためには、生年月日、生まれた時間の四柱に加え大運や年運の二柱も必要になります。
流年的に推命するには、六柱を用いてます。
結婚には、2つの推命ポイントあります。
①結婚するための難易度は?
②結婚の最適な時期はいつか?
「結婚するための難易度は?」
結婚の難易度を推命する上で一番のポイントは、男性であれば財星、女性であれば官星の旺衰になります。
また、結婚の星が、命式の天干に出ていれば、良い相手と巡り合い恋愛結婚の可能性が高く、地支にあれば自分が努力をし相手を見つけなければなりませんし、天干地支に星がなければ、結婚は難しいことになります。
ただ、大運や年運の影響を考慮することも重要ですから一概に、命式中の星の有り無しだけでは判断できません。
・それ以外の影響
比劫の多い命式の人は、実家との縁が強く良縁を逃す傾向があったり、官星や財星が大過している人は、異性との出会いは多い傾向はありますが、結婚の対象にならない相手との出会いであったり、身内からの反対で、結婚まで至らい傾向があります。
また、日干と財星や官星の干合や妬合している命式の方は、出会いが一度に2つあり迷っているうちに縁を逃してしまう傾向があります。
これ以外にも、女性では恋愛より仕事の満足感を優先し婚期を逃したり、過去に付き合っていた異性と現在の状況を比較し縁を逃したり、既に結婚している異性に魅力を感じてしまう命式の方など結婚に関して難易度は高くなります。
「結婚の最適な時期は?」
※一般的には、統計的な推命では、日支や年運の支合や三合の時期、日干が干合する時期を結婚の時期の指標にしますが、この時期は肉体の結合を意味し心も体も幸せをつかむには不十分な時期です。
最適な結婚の時期を判断するポイントは、五行のバランスが取れている時期です。
その判断は、男性であれば財星、女性は官星が年柱日支時柱のどこにあるか?その星がどのような状態か?を判断し、あわせて大運や年運の五行の影響を加味したうえで五行のバランスが整う時期を見つけることが重要になります。
五行のバランスが良くなるのが比劫の年であればその年が最適な時期ですし、食傷の年にバランスが良くなるのであればその年が最適な時期になります。
結婚を前提にした相性の推命は、難易度が高い鑑定です。
※結婚のパートでも説明しましたが、日支の支合や三合、日干が干合するは相手は、肉体の結合を意味し心も体も幸せをつかむには不十分な相手になります。
相性は、「人生の共同事業するためのパートナーとして適しているのか?」を推命のポイントにしなければなりません。
お互いが運勢を開く良い働きをするのかを判断する重要な要素は、「用神」です。
自分の用神を相手が持ち、相手の用神を持っていてお互いに補い合っている関係がベストの相性になります。
用神とは、運勢を開くために必要な五行で偏っていたり、不足している所を補正する五行です。
四柱推命において、用神を正確に求めることができれば相性以外の全ての悩みや開運の方法が見つけられます。
また、用神以外の要素も相性を見る上で重要になります。
その要素は、健康、職業、子供との縁、運勢の癖などがあります。
運勢の癖とは、離婚しやすい癖、浮気をしやすい癖、妻子に愛情が薄い癖、働くことが苦手な癖、子供ができにくい癖....などがあります。
お互いの用神や運勢の癖などを加味し、相性は判断します。
※用神の求め方や運勢の癖の求め方は、随時、紹介していく予定です。
このページのまとめ
結婚の最適な時期、結婚の難易度、相性を見つけるには、命式を作成し五行のバランスから偏ったり不足している五行を補正する「用神」を見つける事。
運勢の癖や健康運などの因子を加味しなければ、正確には推命できません。
※用神や運勢の癖などを既に求められる方は、参考にしていただければと思います。
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