仕事運を判断する場合、適職なのかは勿論、その方の本質の強弱や前ページの通変星の配置も大きく影響することになります。ここでは、本質の強弱や大運の変化を視点に紹介します。
*本質が身旺の方
行動力があり自己主張もでき、一般に企業戦士に向いた方ですので、自分の努力が報われる職場や起業などで、結果が付いてくる仕事がエネルギーを有効に使えます。
反面、自分の努力が報われない場合や単調な仕事などはストレスを受けやすく、人間関係のトラブルも起こる可能性が高くなります。
いかに自分のエネルギーを仕事に使えるかが、運勢の良い流れを作るポイントになります。
*本質が身弱の方
本質が弱い方は、特に人間関係のストレスを受けやすい傾向があり、自分の周りを過剰に意識する傾向が強くなりますので、人間関係を気にせずに個人で出来る仕事や自分の技術が生かせる仕事などが向いています。
*身中や外格の方
身中の方は、生まれ持ってバランスが取れた良い流れをお持ちです。また、強旺格など外格の方は、強い運勢をお持ちでので日頃は問題ありませんが、大運などの影響で流れが変わると急激に運勢の波が変化しますので、事前に何時頃変化があるのかを把握し対応の準備をしておく必要があります。日頃は、良い流れなので変化がある時は大きく変化します。
転職する理由は様々ですが、大きく分けて自分のスキルアップのためやヘッドハンティングなど、良い流れでの転職と、人間関係のこじれなど悪い流れの転職ではその後の運勢の流れに違いがあります。
自分自身の将来に目標をお持ちで、その目標を手に入れるための転職であれば賛成です。
転職に反対のケースは、人間関係などのこじれが原因の時です。
こじれの原因が、自分自身にあるのか?理不尽な上司などの影響なのか?その理由により、転職しても新しい職場で同じことが起こり、再度転職してしまう事が起こります。
よく、「仕事を何度も変わった」と言う人の話を聞きますが、その原因がその方の本質にある場合は、理由を客観的に理解し原因を見つけ改善しないと、同じことが起こります。
例えば、身旺で比刧が大過している場合は、自己中心的な傾向が強く自分の考えや意見が認められないと、一方的に自分の主張をしてしまい、周りとの人間関係がこじれていくことがあります。
身弱で官星が多い方の場合は、自分の考えや意見が言えず周りに合わせていると、自分の考えを持っていない無責任な印象を周りに与えたり、逆に周りの意見を受け入れず自分の考えを曲げなかったりして、仕事はしているのに正当な評価をしてもらえずストレスがたまり、自分の周りの環境も悪化し転職が頭をよぎり出すことになります。
この様に、身旺であれ身弱であれ仕事において周りの環境の悪化が自分に原因がある場合は、転職しても新しい転職先でも同じことが起こり転職を繰り返してしまう可能性が高くなります。
この様な、負のスパイラルに陥らないためには、自分が転職を考えた原因や理由を客観的に判断する必要があります。原因が自分にあるのであれば、そこを改善する事が重要です。