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夏の終りのハーモニー「相性」

井上陽水と玉置浩二さんのデュエットソングに「夏の終りのハーモニー」

 別れの歌ですが、歌詞の中に「夢も憧れもどこか違うけど...」とあります。

このフレーズは、恋愛の時は良いけど、結婚などの一生を左右する選択をする場合は、重要なポイントです。

結論から書くと、夢や憧れが違う相手とのとの結婚はうまく行かない可能性が高くなりますので、将来的に結婚を考える場合は、お互いの違いが許容できる範囲内であるのかを確認しておくことが必要です。

 

なぜ、ハーモニーが壊れるのか?

二人のハーモニーが壊れる原因は、お互いの価値観、心の強弱、母性の強さや弱さ、仕事に対する満足感などに違いがあると壊れてしまう可能性が高くなります。

 

恋愛の時は、お互いを尊重し合う状態と言うより、自分を無意識に抑えて相手に合わせている状態です。

言い換えると、「真夏の夜の夢」を見ている状態で、夢はいつか醒めてしまいます。

その時に相手に感じた自分との違和感が許容範囲内かどうかが、その後を左右します。

 

違和感の許容範囲

・許容できない違和感を感じる組み合わせ

 

価値観:お金に対する考え方、子育ての仕方、肉親に対する思い...

恋愛の時期は意外に意識していないお互いの価値観を知ることは、関係が続くのか壊れるのかを大きく左右する要因です。

価値観は、内面的な違いも出てきますが結婚生活を続けて行く場合に、お互いに譲れない明らかな違いが出てきますので、関係が壊れる大きな原因になります。

 

心の強さ:相性としては、お互いに弱い組み合わせや片方が強いく相手が自分を引っ張ってくれることに安心感を感じる場合は良い関係になりやすいですが、お互いに強いタイプの組み合わせは、結婚生活に入ると相手に対する協調性が低下しますので、ストレスの原因になり関係が壊れてしまう可能性が高くなります。

 

身旺対身弱(身弱にはストレスがかかる可能性が高くなりますが、許容できるレベルであれば関係は続きます。)

身旺対身旺(目的が同じで、お互いに切磋琢磨していく関係であれば良い関係が続きますが、お互いが自分の主張を変えない場合、衝突することが多くなり、関係が壊れる事になります。)

 

母性の強さ:今は頼りないけど、自分が何とかしてあげようそのうち頼れる相手になると思い結婚したのに相手が、自分のイメージのような成長がないと感じると、強いストレスになります。

特に母性の強い女性の方に多きパターンです。

自分は母性が強いと思っている方は、過去の失敗した恋愛を振り返り、同じタイプの異性を選択しないことが、安心できる相手を選ぶポイントになります。

  

仕事の満足感:仕事に対する考え方や満足感、他人からの評価なども恋愛と同じように幸せを感じる方は、相手を寂しくさせる事になりかねません。

 

女性で印星が大過している方の中には、仕事での評価や達成感を大事にされている方がおられます。

その様な方は、婚期が遅れたり、恋愛が長続きしないことになる可能性が高くなります。

対策としては、仕事を理解してくれる相手を選ぶことや、自分をいつも見て欲しい相手を選ばず、お互いの生き方を尊重しあえる相手を選ぶことです。

 

サーチライト

自分はどんな価値観を持っていて、安心できる状態はどんな状態かを理解しておけば、自分とハーモニーがとれる相手を選択できる事になります。

 

恋愛だけであれば相手にたいする思いがあれば十分ですが、将来一緒に生きていく事も考えると、無理をせずハーモニーが取れる相手かを確認しておいてください。

 

玉置浩二さんの歌、「サーチライト」をイメージすると、相手が闇の中にいる時に照らしてあげるサーチライトになっても良いと思える相手や自分を照らしてくれるサーチライトになってくれそうな相手を選択すれば、良い結婚になります。

 

 

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