「四柱を独学で勉強してみようと思われている方へ」
私のホームページにも初心者向けに、「四柱推命の勉強ページ」を公開しておりますが、ページの項目が増えるにつれ、どこから手を付ければいいのか分かりにきと思われている方へ、勉強の流れを大まかに説明したいと思います。
また、最終的に自分がどの程度のレベルに到達したいのか?色々考えをお持ちだと思いますので、私の私見を入れてブログにすることにしました。
以下に、「勉強の順番」で紹介しています。
私の「四柱推命の勉強ページ」の項目も少し散らばっているかもしれませんので、鑑定の流れをイメージしながら各項目を見ていただけると、勉強しやすいと思います。
また、書店で購入の本においても「鑑定を目的」に勉強されるなら参考にしていただけると思います。
勉強の順番
①鑑定準備
*命式を作成する
萬年暦を使って、元命式、大運を見つけますが、この時ポイントになるのが、節入りです。
ここで間違えてしまうと、取り返しがつきませんので簡単ではありますが、慎重に作る必要があります。
命式の中に必要な情報は、生年月日と生まれた時間から求められる天干(十干)、地支(十二支は蔵干にある十干を求めます)と通変星です。
それ以外の因子に、十二運や納音や吉神、凶神などもありますが、統計的な要素が大きいため十干鑑法を使う私は採用していません。興味のある方は、勉強されるといいとおもいます。
余裕のある方は、年運も作られると良いと思います。
⇒「四柱推命の勉強ページ」命式の作成①~③、通変星、蔵干
②鑑定開始
*力量の判定
元命式の十干の力量を見るために、天干の十干と地支の十干の分布をみて、月支元令の有無、方合や冲、干合などの状態を総合し、日干の力量を判定します。
身弱なのか?身旺なのか?外格なのか?などです。
⇒「四柱推命の勉強ページ」五行の力量、三合会局、方合、冲
*日干の性情を見る
その方の大まかな本質と通根の有無を判断し、責任感や積極性などを判定します。
合わせて、鑑定時の大運の十干が元命式に与える影響を見ます。
例えば、過去は干合や方合などが無かったのに、現在の大運を見ると方合などで力量が極端に変化しているなど...
この様な場合は、力量の大きな変化の時期になりますので、その方の本質や社会生活に対して大きな変化が起こる可能性を秘めている時期になります。
⇒「四柱推命の勉強ページ」十干十二支の法則(干合)~通根透干、外格、接木運
*本質を詳細に推命する
十干の本質は、その他の十干の比率により変化しますので、十干の偏りが有る場合の本質の変化を判断します。
これは、前述の大運の影響とも関わることになります。
通変星の偏りが起こると、運勢の流れも停滞したり、逆に激しい波が来たり運勢に変化が起こります。
運勢を良い方向に向けるには、日干を強くし十干のバランスを整える事です。偏った通変星をどうやって調整するかを見つけなければなりません。
調整する因子は、用神になりますが、用神の決定は各流派で違いがあります。
⇒「四柱推命の勉強ページ」通変星、通変星の作用、通変星の偏りと用神(木~水)
③人生で起こる出来事を推命する
恋愛や結婚、仕事運、健康運などを推命する場合は、日干の力量の変化や通変星の分布がポイントになります。
本来持っている力量や十干のバランスが、大運や年運によりどのように変化していくかを判断し、推命したい目的の事象が起こる時期を見つけることになります。
⇒「四柱推命の勉強ページ」推命のポイント(結婚・仕事・病気)
到達したいレベル
四柱推命と言う占いは、生年有は、月日と生まれた時間を基準に推命する占いですが、現実は様々な流派が有ります。
様々な流派が有る理由は、通変星の関係、蔵干の取り方をはじめ、吉星や十二運など様々な因子があり、どの因子を重要視し推命しているのか?など、重要視している因子の違いからです。
このブログでは、私の「四柱推命の勉強ページ」の内容にそった項目を紹介していますが、蔵干のとり方以外は十干鑑法の考え方です。
占いたい人の本質や運勢の変化を大まかに推命する場合であれば、「四柱推命の勉強ページ」はある程度参考にしていただけると思って作成しております。
イメージ的には、書店で並んでいる本を分かりやすく解決する内容で紹介しています。
また、それ以上に具体的に「いつ」「どんなことが」「どんな人の影響で」「どうすれば解決できる、回避できる」を知るレベルまでになりたい場合は、プロに弟子入りすることをお勧めします。
どの占いでも言えると思いますが、プロが使う占いには実践で活用するための「コツ」や「秘伝」があります。
その部分は、一般には公開されていないのが実情です。
プロに教えてもらう時のポイントは、勿論、当たる占い師でないと意味がありませんので、自分がその占いを体験し、判断することがポイントになると思います。
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